2018年1月活動報告
こんにちは。雪も降り、寒さが一層厳しさを増してきましたね。
皆様いかがお過ごしでしょうか?
それでは早速活動報告になります!
今回は前回の活動報告で紹介しましたタイの人道支援活動団体に同行させてもらいました。
首都バンコクから高速道路で約3時間弱…。
海沿いの漁村に到着しました。
ここではミャンマーの地方からやってきた労働者が数多く働いています。
彼らは、ブローカーに多額のお金を払って、ミャンマーより賃金の高いタイに
出稼ぎにきたのですが、入国手数料として支払ったお金をすべてだまし取られてしまいます。
その金額はすべて彼らの借金となり、この漁村で低賃金での労働を余儀なくしているのです。
仕事は主に海へ漁に出たり、獲れた魚の加工です。魚が不漁の日以外に休みはありません。
そんな労働者の子供たちは、偏見や金銭的な理由で学校へ行っていません。
今回同行させてもらった団体は、教育を受けられずこのままでは親たちのように
村から出ることができなくなってしまうことを危惧し、日中親が不在ですることがなく、
その辺を駆け回っていた子供達を集めて毎日読み書きの支援や衛生指導、お昼ご飯の提供を
行っています。
私たちが着いた時はちょうどお昼ご飯の時間で、顔に天然の日焼け止めを塗った
3歳〜14歳の子供達が40人程一箇所に集まっていました。
先生のお話を聞いた後…、
お昼ご飯です!
メニューはアジア風焼きそばです。
お昼ご飯の後に支援団体から文具とお菓子の詰め合わせ、
WCFからは手製キャンディレイをプレゼントしました。
どうやら喜んでもらえたようです。よかった!
最後にみんなで集合写真。
子供達の将来の可能性を広げていくためには何ができるのか、貧困からの脱出には何が最善なのか、
また支援する側を行き詰まらせないためには何ができるのか、など多くのことを考えさせられる
機会となりました。
WCFも出来る限り現場のニーズや声に寄り添い、長く支援を続けたいところです。
長くなりましたが1月の活動報告は以上となります。
寒さがまだまだ続きますので、皆様お体ご自愛ください。
それではまた次回の活動報告でお会いしましょう。