2018年2月活動報告
こんにちは、皆様いかがお過ごしでしょうか。
厳しい寒さが印象的な2月もようやく終わりに近づきましたね。
しぶとい寒さはまだ続きそうなので、引き続きお体ご自愛下さい。
では、活動報告となります。
今回は以前より支援をしていました、ミャンマー国境沿いのスリーパゴダにある
小さなコミュニティへ衣類を寄付しました。山の集落なので朝夕は寒いとのことで
冬物衣類が役に立てばと思い集めた約5~6キロの服。
重かったです。(笑)
バンコクまで運び、そこから陸路でミャンマー国境のスリーパゴダまで向かう方に届けてもらいました。
届けた先の子供達の写真がこちらです。
カメラを向けると緊張してしまうようですが…、届けた衣類は喜んでもらえたようです。
そして急遽バンコク郊外の施設へ見学させてもらうことができました。
前回と同じくブローカーに騙されタイへ働きに来たミャンマー人の子供達を対象に教育を
提供している施設へ訪問させてもらいました。
イスラム教徒ということもあり、閉鎖的なコミュニティーで暮らしています。
居住エリアは行政よりも宗教指導者(イマム)の影響力が強く、部外者との関わりを
あまり好みません。子供達の親は食肉加工業をしており、仕事柄言葉も荒っぽいそうで
少なからず子供達にも影響してるようで、聞かん坊が多いそうです。
写真には写ってはいませんが、先生は鞭を片手に勉強を教えていました。
実際には叩いていないようですが…。
そんな子供達ですが、訪問した時に絵を描いてあげるととても嬉しそうで、
照れながら何度もリクエストをされました。
(撮って!と割り込んできた男の子。)
片言のミャンマー語で触れ合った後、同行者の方と一緒にお菓子と牛乳のプレゼント。
その後は別の支援者の方によるお昼ご飯。その日は豆スープかけご飯とフライドチキン。
栄養面がちょっと心配ですが、日中親はいないので何も食べないよりかはマシですね。
飲み水はバケツで配ります。コップも同じものを使っているそうですが、みんな丈夫らしく
病気になった子は今までいないそうです…。
今回の施設は他と比べて宗教的に介入が難しいエリアということもあり、子供達の進路もさらに
限られているというお話を伺いました。また、女の子達は年頃になると年の離れた男性と駆け落ちを
して犯罪に手を染めてしまうケースも相次いでいるそうです。
訪問を通してできるのはごく僅かですが、それでも子供達に外部にもたくさんの人がいて、自分次第で
色々なことにチャレンジできるチャンスがあるということを行いを通して伝えていければと思います。
以上をもって2月の活動報告とさせていただきます。
寒さがまだまだ続きますので、皆様お体ご自愛ください。
それではまた次回の活動報告でお会いしましょう。